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手の浮き出た血管を注射で治す

手の血管が浮き出る原因

手の甲や前腕部の血管が目立つようになる原因はいくつかあります。

1、血管の老化による拡張血管は年齢とともに血管壁の弾力が減少し、拡張しやすくなります。静脈壁はもともと血管の壁が薄く、拡張しやすくなっているのですが、さらに弾力が低下することで拡張しやすくなり、血管そのものが太くなることでくっきりと血管が浮き出てしまうのです。

2、皮膚の老化による皮膚弾力の低下血管だけでなく皮膚も加齢とともに弾力がなくなってきます。これは主にコラーゲンの減少により張りがなくなり、皮膚そのものが薄くなることで起きます。手の静脈は皮膚のすぐ下を流れているため、皮膚が薄くなり、さらに弾力が低下することで皮膚に血管が累々と浮き出てきてしまうのです。

3、皮下脂肪の減少さらに加齢とともに皮下脂肪が減ってきます。手の静脈は皮膚すぐ下を流れていますので、皮下脂肪があればそこに埋もれてあまり目立つことはありませんが、皮下脂肪が減少することで、浮き出るようになってしまいます。特に女性は女性ホルモンの低下にしたがい皮下脂肪も減少しますので、50代以降に顕著に目立ち始めます。

4、その他遺伝や体質的に目立ちやすい方もいます。また運動や仕事で手を激しく使う方は、手の静脈が発達しますので、目立ちやすくなります。多くの場合、加齢とともに静脈の壁の弾力の低下、皮膚の弾力の低下、皮下脂肪の減少が同時に進行し、静脈は目立つようになってきます。

治療法の説明

ハンドベインの治療法は以下になります。

<ハンドベイン接着法の説明>

これは、もっとも負担が少なく、簡単にできる方法になります。浮き出ている静脈に医療用接着剤を直接注射し、血管そのものを閉塞させ詰まらせてしまうという治療です。下肢静脈瘤に対し広く行われている治療で安全性や治療効果については実績のある治療になります。それを手の静脈に応用した治療法です。

メリット

・安全に負担なくできる。・目立った血管を消失させてしまうというしっかりとした治療効果が期待できる。・手の甲などの複雑に広がった静脈を効率的に治療できる。デメリット

・閉塞させた静脈が消失するまで数か月かかることがある。・意図しなかった静脈に硬化剤が流れ込み、そこが閉塞してしまうことがある。・太い静脈を硬化した場合、しばらく色素沈着がでてしまう。